子犬を飼い始めた方へ - ほしの動物病院

子犬を飼い始めた方へ

新たな家族を迎え、お世話に翻弄されながらも楽しく充実した日々をお送りのことと思います。
「犬を迎える」ことはその小さな命を育み、たくさんのことを共有し、守り守られ、そして最期を看取ることです。縁あって迎え入れた我が子のためにご家族が果たすべき責任は多岐に渡ります。ここでは、子犬を迎えたご家族に向けて大切なことをお伝えしたいと思います。

病院嫌いにならないために

約3ヶ月齢ほどで子犬を迎える方が多いかと思いますが、この頃は好奇心旺盛なので動物病院を怖がることはあまりありません。しかし成長に伴って不安などを覚えるようになり、注射や手術などの経験が重なった結果として動物病院が苦手になる子がいます。
動物病院が苦手になってしまうとご家族はワンちゃんを連れて行くことが辛くなり、避けてしまいがちになります。生涯元気でいてくれれば良いですが、病気が起きた際に初動が遅れてしまうリスクを伴います。ほしの動物病院は少しでもワンちゃんの動物病院嫌いを少なくできたらいいな、と考えています。
動物病院が好き

病気の早期発見・治療につながる

ご家族とペットとの幸せな暮らしにつながる

病院嫌いにならないための、当院からの提案

何にもなくても、気軽にお立ち寄りください☆

例えば、駐車場で散歩したり好きなオヤツを食べてみるのも良いと思います。
正面玄関を入ってすぐ左手側に体重計を置いてあります。大型犬でも乗せやすい高さになっています。この体重計は自由に使っていただいて構いません。散歩のついでにフラッと立ち寄って体重を測ってみてはいかがでしょうか?その際はオヤツをご持参ください。「動物病院に来たら美味しいオヤツが食べられる♪」というような良い経験を積ませてあげてください!

パピー教室に参加してみましょう♪☆

子犬を迎えたご家族向けにパピー教室(子犬のしつけ教室)を開催しています。
ご家族が子犬の体や気持ちを学んだり、ワンちゃんが同級生ワンちゃんと楽しく遊んだりすることで、一緒に動物病院での楽しい経験を作りましょう!悩みや不安も気軽に相談してください!

診察を頑張れたらご褒美をあげてみましょう◎♪☆

「診察室に入ると良いことがある🎵」と思ってもらえると素敵ですね。普段お家で食べている大好きなオヤツを持参していただき、診察を頑張れたらご褒美をあげましょう!パピー教室でも診察室に慣れる練習をしています。

家庭でできる身体チェック

子犬を迎えたら、まずはご家庭で簡単な健康チェックをしてみましょう!普段からいろんなところを触ることで異常に早く気づくことができます。

チェックポイント

  • 耳は綺麗?
    症状:赤くなっている、臭う、痒そう
  • 目は綺麗?
    症状:目やにが出る、しょぼしょぼする、目を開けられない、瞳が濁っている
  • 鼻は綺麗?
    症状:鼻水が出ている、くしゃみをする
  • 口は綺麗?
    症状:歯茎が赤い
  • 皮膚は綺麗?
    症状:お腹に赤みが出ている、痒い、毛が抜けている、フケが出る
  • しこりはない?
    症状:体にできものがある、腫れている
  • 元気にしてる?
    症状:元気がない、遊ばない、寝てばかり
  • 食欲はある?
    症状:ご飯を食べない
  • お腹は大丈夫?
    症状:吐いてしまう、下痢をする、血便が出る
  • 排尿は?
    症状:おしっこが出ない、血尿する、ポタポタ垂れる
子犬を迎え入れた後に元気がない、ご飯を食べないなどの症状が見られることがあります。もしかしたら「慣れていない環境だから緊張している」「移動で疲れた」などが原因かもしれませんが、たまたま同じタイミングで病気が発症した可能性もあります。
気になることがあれば、動物病院になんでも聞いてください!具合が悪い時、何かおかしいと思う時はなるべく早く動物病院へ連れてきてください。

子犬に多い病気

子犬はまだ免疫力が弱く、病気にかかりやすいので体調には注意が必要です。子犬が罹りやすい病気には症状が軽いものから命に関わるものまで、さまざまな病気があります。
「子犬に多い病気」をまとめているので、ぜひご覧ください。

子犬の診察

子犬の健康状態をチェックしたり、病気の早期発見のために診察を行います。

身体検査

子犬の体の状態を知るために身体検査を行います。見て観察する視診、触って調べる触診、音を聴く聴診などを行うことで評価していきます。特に子犬では生まれつきの病気の有無を調べるという意味もあり、とても重要な検査です。

糞便検査

子犬の便検査は、健康状態を確認する重要な手段です。便の中の寄生虫や細菌、ウイルスの存在を調べることできます。下痢や嘔吐、体重が増えない、食欲がないなどが主な症状です。しかし無症状の場合もあるため、当院では子犬には便検査での感染症チェックをお勧めしています。
<子犬で実施する主な糞便検査>

1、糞便検査(直接法、浮遊法)
2、ジアルジア検査
3、パルボウイルス検査
4、PCR検査  など

便をご持参いただく際のポイント

親指ほどの大きさの便を持ってきてください。

便をそのままビニール袋に入れていただくと検査がしやすくて助かります。(ティッシュ等に染み込んでしまうと十分な検査ができません)

血液検査

血液検査では身体検査だけでは評価ができない貧血、炎症、臓器障害などを調べることができます。子犬の健康状態の評価につながるだけでなく、潜在的な問題の早期発見のためにも重要な検査です。また避妊・去勢手術を行う前の評価としても実施しています。あまりに小さいと採血することが難しいので、元気なワンちゃんであればある程度成長した段階で血液検査を行うことが多いです。

健康管理

「元気に長生きしてほしい」と、子犬を迎えたご家族はこのように願っていると思います。近年はご家族の予防意識が高くなったことで犬の平均寿命がとても長くなりました。予防することは「元気に長生きしてほしい」に繋がります。しっかりと予防を行うことはご家族の義務であり、犬を飼う上でのマナーでもあります。ここでは子犬にやってあげたい予防・健康管理を紹介します。
 

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