ケアメニュー
料金
※いずれも程度により費用が変わりますことをご了承ください。
※初診の方は、初診料が別途かかります。
※料金は税込み表示です。
- 爪切り550円〜
- 肛門腺絞り550円〜
- 耳掃除550円〜
- 毛玉取り550円〜
わんちゃん・ねこちゃんの健康診断
どのくらいの頻度で受けるの?
年に2回の健康診断をおすすめしています。
同じ1年でも、犬猫は約4歳年を取ります。
いつまでも可愛い子供のようでも、いつの間にかシニアに・・・。
「1年に2回」を人で例えると、「2年に1回」です。
昨年の血液健康診断では、約7割の子で異常値が見つかりました。
病気を早期発見・治療して、一緒に元気に楽しく暮らしましょう。
※Team HOPEのサイトより引用
健康診断でどんなことするの?
問診
愛犬・愛猫の生活習慣や食餌、飼い主様が普段気になっていることなどを詳しく伺います。
身体検査
体重・体温測定、視診、触診、聴診などを行い病気の前兆や体の外から分かる異常がないかチェックします。
完全血球検査
赤血球、白血球、血小板などの数値から貧血、脱水、炎症などがないかチェックします。
血液生化学検査
血糖値、肝臓、腎臓、電解質のバランス、栄養状態などに異常がないかチェックします。
尿検査
腎・泌尿器疾患の検査に重要です。尿の濃さ(比重)や、尿中に糖、タンパクが出ていないかをチェックします。
便検査
寄生虫卵がないか、腸内細菌のバランスなどをチェックします。
レントゲン検査
骨や関節の異常、臓器の大きさや形から腫瘍などがないかをチェックします。
超音波検査
レントゲン検査では分からない臓器の内部構造や動き、血液の流れをチェックします。
わん・にゃんドック
~早期発見・治療・予防をしましょう~
わん・にゃんドックのコース
おすすめ →1~5歳
●血球検査
●生化学検査
●尿検査
●糞便検査
●レントゲン検査(胸部と腹部)
●エコー検査(腹部)
※料金は税込み表示です。
通常価格 28,941円
おすすめ →6歳~
●血球検査
●生化学検査
●尿検査
●糞便検査
●レントゲン検査(胸部と腹部)
●エコー検査(心臓と腹部)
●エコー検査(心臓)
●心電図検査
●血圧検査
※料金は税込み表示です。
通常価格 37,741円
おすすめ →
できること全部やりたい方へ
●血球検査
●生化学検査
●尿検査
●糞便検査
●レントゲン検査(胸部と腹部)
●エコー検査(心臓と腹部)
●心電図検査
●血圧検査
●甲状腺ホルモン検査
●尿蛋白検査検査
●眼科検査
※料金は税込み表示です。
通常価格 56,441円
- わん・にゃんドックは事前予約制です。ネット予約はできません。当院までお問い合わせください。
- 当日は絶食が必要です。
- 半日お預かりして検査します。
- 検査結果は後日郵送します。
- 特典は後日お渡しとなります。
お預かり、お迎え時間
わん・にゃんドックは半日お預かりして行います。
お預かり
・・・午前 9時~12時(要予約)
お迎え
・・・午後16時~19時(土日、祝日は午後15~17時)
※検査当日の結果説明はありません。
※お迎え時間の予約は必要ありません。
食事と飲水
検査に影響を与えますので、当日は食事を与えずにお連れ下さい。
食事:当日、朝ごはん抜き
飲水:当日、少量なら問題ありません
※いずれも検査終了後に与えます。
持ち物
当日、下記のものをご持参ください。
1、健康診断のご案内
2、健康診断問診票
3、新鮮な尿と便
4、いつも食べている食事やオヤツ
※当日取れない場合、検査前または検査後1週間以内にお持ちください。
予防
ワクチン
ワクチンは、なるべく午前中に接種しましょう。
種類
動物 | ワクチン | 内容 |
---|---|---|
犬 | 混合ワクチン | 当院では世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチネーションガイドラインに則ってワクチン接種を行っています。
必要な免疫力はしっかりと身につけるべきですが、生じうる副作用(特にアナフィラキシー)を極力避けることも非常に大切です。 当院では不必要なワクチン接種を避けるために抗体価検査も積極的に行っております。 |
狂犬病予防接種 | 日本では法律で生後91日以上の犬は狂犬病予防注射が義務付けられており、年に一回の接種が義務付けられています。 市内在住の方は接種の際に名古屋市から送られてくるハガキもご持参ください。 |
|
猫 | 3種混合ワクチン | ワンちゃんと同様に、当院では世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチネーションガイドラインに則ってワクチン接種を行っています。 |
犬・猫共通 | フィラリア予防 | フィラリア症は蚊を媒介して感染します。最悪の場合、感染すると死に至る恐ろしい病気です。
室内犬でも、蚊に刺される機会が少しでもある限りは感染リスクがあります。ただし、フィラリアはきちんと予防薬を投与すれば確実に防げる病気です。 また、ワンちゃんだけでなく、ネコちゃんにもフィラリア症にかかる恐れがあります。ネコちゃんもしっかりと予防をお勧めします。 |
ノミ・マダニ予防 | ノミやマダニが寄生すると、かゆみや貧血などの症状を引き起こします。また、寄生虫や感染症の病原体を運ぶこともあり、これらの病気には人に感染するものもあるので注意が必要です。 月一回の通年の予防を推奨しております。 |
犬 | |
---|---|
混合ワクチン | 当院では世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチネーションガイドラインに則ってワクチン接種を行っています。
必要な免疫力はしっかりと身につけるべきですが、生じうる副作用(特にアナフィラキシー)を極力避けることも非常に大切です。 当院では不必要なワクチン接種を避けるために抗体価検査も積極的に行っております。 |
狂犬病予防接種 | 日本では法律で生後91日以上の犬は狂犬病予防注射が義務付けられており、年に一回の接種が義務付けられています。 市内在住の方は接種の際に名古屋市から送られてくるハガキもご持参ください。 |
猫 | |
3種混合ワクチン | ワンちゃんと同様に、当院では世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチネーションガイドラインに則ってワクチン接種を行っています。 |
犬・猫共通 | |
フィラリア予防 | フィラリア症は蚊を媒介して感染します。最悪の場合、感染すると死に至る恐ろしい病気です。
室内犬でも、蚊に刺される機会が少しでもある限りは感染リスクがあります。ただし、フィラリアはきちんと予防薬を投与すれば確実に防げる病気です。 また、ワンちゃんだけでなく、ネコちゃんにもフィラリア症が発見されております。ネコちゃんもしっかりと予防をお勧めします。 |
ノミ・マダニ予防 | ノミやマダニが寄生すると、かゆみや貧血などの症状を引き起こします。また、寄生虫や感染症の病原体を運ぶこともあり、これらの病気には人に感染するものもあるので注意が必要です。 月一回の通年の予防を推奨しております。 |
ヘルスチェック
♪HPはワンちゃんとネコちゃんと更新中♪
詳細はお問い合わせください
腫瘍について
うちの子に「しこり」を見つけました。これ、“腫瘍”ですか?
ワンちゃんやネコちゃんと触れ合っているときに、偶然しこり(できもの)を見つけた…そういった経験はありますか?
病院でもよく「“しこり”を見つけました」と、患者さんにいらしていただくことがありますがそんな時によく聞かれるのが、「これ、“腫瘍”ですか?」ということです。
腫瘍であれば、「麻酔をかけてとらなければならないの…?」とか、「そもそも命にかかわるんじゃないの…?」とか、不安になることも多く、気になって仕方ないですよね。
しかし、「しこり」は、必ずしもすべてが「腫瘍」ではありません!
かたまり状の病変全般を指すので、「炎症」などで腫れている場合も、「しこり」に含まれます。そして、厄介なことに見た目だけでは正体が判断できない場合が多いです。
(見た目や触診のみで推測をすることはありますが、診断をつけることはできません)
- ポイント①
- 「しこり」≠「腫瘍」
炎症などの場合もあります
- ポイント②
- 見た目や触診だけでは、
「しこり」の正体がわからないときがあります
考えよう!
腫瘍なの?炎症なの?
まず、「しこり」が現れたとき、「腫瘍」なのか、あるいは「炎症」なのかということを一番最初に考えなければいけません。なぜかというと、治療方法が全く変わる可能性があるからです。
例えば、「炎症」なのだとしたら、炎症をおこす原因にもよりますが基本的に抗生物質や抗炎症剤など内科的な治療を行うことが多いと思います。対して「腫瘍」なのであれば外科的に切除を行ったり、放射線治療や抗がん剤を使用しなければならないかもしません。最初の診断よって治療方法が全く異なってしまうため、「腫瘍」なのか「炎症」なのかを考えるのはとても大切なことになります。
動物病院ではそういった「しこり」の診断のために、「細胞診」や「病理診」といった専門的な検査を行います。
「しこり」を見つけたときに、ご家族でできること
しこりの診断には、上記のような専門的な検査が必要になりますが、時には検査を試みたとしても診断がつかない場合もあります。検査時に暴れてしまう子だったり、眼の付近や口の中など検査がしづらい場所にできるようなしこりは、特に診断がつきづらいです。かといって、麻酔や鎮静をかけて検査を行うことに不安を持つご家族もいらっしゃると思います。
そんな時は、「今までどんな風にしこりが変化してきたのか」ということが大切な診断材料になります。そしてこれは、ご家族にしかわからないことです。
例えば、
昨日までなかったのに1cm以上のしこりが今日急にできました、とか
逆にずっと前からあって年単位でも数mm程度しか変わりません、とか
色が赤くなってきました、とか
ワンちゃんネコちゃん自身が気にしています、とか
それぞれ、しこりごとに特徴があるはずです。
急に腫れ上がったものや発赤や痛みが認められるものは炎症が疑わしくなりますし、大きくなるスピードがわかれば、腫瘍の中でも良性なのか悪性なのかの推測がしやすくなります。
観察ポイントとしては
「気づいたのはいつから?」「どのくらいのスピードで大きくなってる?」「色の変化はみられる?」「本人が気にしたり、痛がったりしてない?」など。
ワンちゃんネコちゃんは自分ではしゃべれないので、ご家族が気づいてくれたことがすべて診断のヒントになります。
もし「しこり」を見つけたら、毎日どのように変化していくのかをまずは観察してみてください。
最後に、どんな「しこり」であっても診察をおすすめしますが、その中でも日に日に大きくなる「しこり」は炎症でも腫瘍でもすぐに診断、治療が必要になるもののことが多いので、見つけたら早めに動物病院に来てくださいね。
- ポイント③
-
病気の診断には、検査だけでなく日々の観察が大切です。
これはご家族にしかできないことです。
- ポイント④
- どんどん大きくなる「しこり」は、迅速な治療が必要になるかもしれません。なるべく早い受診をおすすめします。
良性?悪性?「腫瘍」って一体なんだろう?
昨今、ヒトもワンちゃんネコちゃんも平均寿命がどんどん長くなる傾向にありますが、そんな中、「腫瘍」という言葉をよく耳にするようになったのではないでしょうか。
「腫瘍」という言葉をきくと、すごく悪いもののように聞こえるかもしれませんが、実は中にはそれほど悪さをしないような「腫瘍」もあります。
いわゆる「良性腫瘍」と呼ばれるものはそのような場合が多く、他の臓器に転移を起こしません。
対して「悪性腫瘍」と呼ばれるようなものは、いろんな臓器に転移する可能性があり、大きくなるスピードも早いため、命を脅かします。
「良性腫瘍」か「悪性腫瘍」なのかで治療方針は大きく変わっていきます。
例えば、悪性腫瘍は周りの組織に広がっていく傾向があるため、手術を行う際には広く切除しなければ、腫瘍を取り残してしまう可能性があります。対して良性腫瘍は周りの組織との境界がはっきりしているので、最小限の切除で取り切れます。
治療の前に腫瘍が「良性」か「悪性」か知ることは、適切な手術範囲を決めることに役立ち、さらにいうとその後の治療方針を効率的に組み立てることができます。(抗がん剤や放射線が必要かどうかなど)
良性腫瘍 | 悪性腫瘍 | |
---|---|---|
発育の速さ | 遅い | 速い |
転移 | なし | あり |
再発の可能性※ | 低い | 高い |
周りの組織との境界 | 明瞭 | 不明瞭 |
※手術を行った後、同じ場所に再び同種類の腫瘍が形成されるかどうか
- ポイント①
- 腫瘍には、「良性」と「悪性」があり、転移の有無が大きな違いになります。
- ポイント②
- 一言で腫瘍といっても、「良性」か「悪性」かで、手術をはじめとして治療の方針は大きく異なっていきます。
麻酔、鎮静!?腫瘍の診断を付ける方法
それでは腫瘍は、どのように診断していくのでしょうか?
腫瘍の診断には、生検(病変部位を直接採取して観察する方法)という検査が必要になります。生検の方法も、どんな道具を使うか、どれくらい組織を採取するかで様々ありますが一番身近に使われるのは「針生検」という方法です。
しこりを採血などで使用するような細い針で刺し、成分を採取します。
強い痛みを伴わず簡便に、素早く行うことができますが、採取できる成分が少ないため、確実な診断を出すことができないことも多いです。
- 検査の流れ①
- しこりから成分を採取します。
- 検査の流れ②
- 注射針で採取した成分を
スライドガラスの上にのせます。
- 検査の流れ③
- 成分を顕微鏡で確認していきます。
そのため、「針生検」で十分な情報が得られず、治療の方向性が決められない場合は「組織生検」という方法がとられることもあります。
太い針を使用したり、実際に切除することでより多くの成分を採取することが可能になり、診断をつけられる可能性が高くなります。ただし、その分痛みが強くでてしまうことから鎮静や麻酔をかける必要がでてくるので、ワンちゃんネコちゃんの全身状態や麻酔のリスク、どこまで診断をつける必要があるかということを考えながら選択していきます。
腫瘍と戦うために必要なこと
検査のために鎮静や麻酔をかけるということに、抵抗を感じるご家族は多いと思います。ワンちゃんネコちゃんの心や体の負担を考えると鎮静・麻酔をかけることはできるだけやりたくない…
しかし、注意しなければならないのは、しこり及び腫瘍の正体がはっきりわからないうえで治療を始めると、十分な治療効果が得られないこともあり、最終的により大きな負担につながる可能性があるということです。
「悪性腫瘍」は「良性腫瘍」よりも大きな範囲の切除を必要とします。十分な切除が行えないと、再手術が必要になることがあります。(基本的に再手術は一回目の手術よりも難易度があがります)逆に、すべてを「悪性腫瘍」と仮定して手術を行うことは不必要な部分の切除につながり、手術創が大きくなることで体の部位によっては機能障害を起こしたり、回復が遅れる要因になります。
「針生検」や「腫瘍の経過」である程度確信がもてる診断が得られればいいですが、そうでない場合は非常に慎重に治療方針を立てていかなければなりません。
「しこり」が「腫瘍」であることが疑わしい時は、検査のメリット・デメリットを踏まえながら獣医師と一緒によりよい診断・治療プランを考えていきましょう。
- ポイント③
- 生検にはやり方が何種類かあります。一番簡便な「針生検」では診断がはっきりつかないことも多いです。
- ポイント④
- しこりの正体がなんなのかをはっきりと知ることは適切な治療方法の選択につながります。